2007年11月20日
人生って不思議!アンブレイカブル
人生というやつは、人それぞれで違うのだけれど、どうして?
単純な疑問ですが、誰も分らないことですよね。
たとえ科学や生物学がもっともっと高度になっても。
今、話題のクローンのように、
物質的な肉体を再生して作り出すことはできても
精神的なものや運命は人には作れないと思います。
私も小さいときに何度か、
事故で、一命を取り留めたことがあります。
完全に医師から、もう難しいという言葉が、
意識がない状態でも聞こえてきたこともあります。
自分には何か使命があるのだろうか、
なんて思ったこともありますが、普通に暮らしています。
まだ、こころのどこかに、そんな気持ちも持っていたりしますが(笑)
本当に人生ってなんだろうって思う今日このごろ。
この「アンブレイカブル」の主人公は、まさにそんな人生です。
サスペンスなのか、ホラーなのか、ヒーローものなのか・・・?
最初に見たときは、すぐに内容が理解できなかった映画です。
ヒーローものにしては、暗い!(泣)
サスペンスなら落ちがあるけど、これはエンドレス的に終わった・・・
ホラーとして見ると、全然怖くない(笑)
でも案外と、人はこの主人公のように思うのかもしれません。
自分には、何か特別の人生がある・・・って。
でも、実際にそのような状況になると、
自分には絶対ないって自分を否定する。
しかし、その後、否定したことを、後悔してしまう・・・
この主人公は、こころの葛藤をしながら、
結局、ヒーローとして、人を助けてしまうのですが。
監督は、M・ナイト・シャマラン。
ご本人も、人生の不思議さや不可解さ、
そして身体的なコンプレックスがあるのかな〜なんて、思いました。
(違っていたらごめんなさい)
あらすじは、ある日、悲惨な列車衝突事故が起こり、
乗員・乗客132人のうち、ただ一人生き残ったのは、
警備員のデイヴィッド(ブルース・ウィリス)。
彼は、なぜ自分だけ助かったのか、悩みはじめる。
そんな彼に、漫画コレクター・ギャラリーのオーナー、
イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)から連絡が入った。
イライジャは骨形成不全症という難病で、
自分のような脆い肉体の対極には、
必ず不滅の肉体の人間が存在するはずだと確信していた。
そしてデイヴィッドこそが、弱者を助ける救世主という。
デイヴィッドはイライジャを変人と決めつけるが、
思い当たるふしもあった。
ついにデイヴィッドは、使命に目覚め、
暴漢に襲われているある家族を助けた。
使命に目覚めて、生きがいを見つけたデイヴィッドは、
イライジャを訪ねるが、なんと彼は、
不滅の肉体を持つ男を探すために次々とテロを起こし、
多くの人間を死なせていた。
サミュエル・L・ジャクソン・・・
ブルース・ウィリスもオールマイティーな役者ですが、
この人も、幅は広いですね。
じわじわと来る恐怖感を与える演技でした。
(不気味さがよかった!)
人生って、自分で決めているようで、
案外と、何者かに誘導されているような気がします。
では、バイバイ!
投稿者: 日時: 2007年11月20日 11:33 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ