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道を究めるには?「ドラゴンへの道」

道を究めるのは孤独なこと・・・


ふと、ブルース・リーの「ドラゴンへの道」を思い出した。
確か、中学生の時に見たような気がしますが、
最後のシーンが今でも忘れずに脳裏に焼きついています。

すべてが終わり、ブルース・リー扮する主人公が、
皆に別れを告げ、故郷の中国に帰っていくところで、
一人、夕日に向かって一本道を歩く姿なんですね。


当時、中学生でしたが、妙に胸が切なくなった記憶があります。
ブルース・リーは、武道家としても認められていたので、
映画と武道の両立は、大変なことだったと思います。


映画スターとしての成功と、武道家としての真摯な道を求める姿は、
彼の中では、大きなストレスだったのではないでしょうか。

映画は、フィクションなので、評論家さえ、彼の技やスピードは、
早回しやトリックと思われていたようです。


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ブルース・リーは幼少の頃から、人気のある子役俳優で、
有名な武道家にも師事しておりましたが、
強烈な不良学生だったため、親が心配して、
十代後半にアメリカの親戚のところに行かせられたわけです。

彼は、武道家としても大変な実力者だったため、
アメリカに渡った後、道場を開き、
有名な俳優やスポーツ選手などの弟子も多数いたようです。
(スティーブ・マックイーン、ジェームス・コバーンなど)


彼の編み出した武道「ジークンドー」の宣伝も兼ねて、
武術大会でデモンストレーションも行っていましたが、
その映像を映画関係者が見てTV連載の「グリーン・ホーネット」や
映画「かわいい女」に起用されました。

しかし、当時のハリウッドは、東洋人は主役になれず、脇役ばかり。
ブルース・リーは、香港でアクション映画の主役の誘いに乗り、
「ドラゴン危機一髪」で、大ブレークしたのでした。

ちょっと長くなったので、この続きは後日で!


では、バイバイ!

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投稿者: :2007年11月27日 20:41|Commentコメント (0)

人生って不思議!アンブレイカブル

人生というやつは、人それぞれで違うのだけれど、どうして?

単純な疑問ですが、誰も分らないことですよね。

たとえ科学や生物学がもっともっと高度になっても。


今、話題のクローンのように、
物質的な肉体を再生して作り出すことはできても
精神的なものや運命は人には作れないと思います。


私も小さいときに何度か、
事故で、一命を取り留めたことがあります。

完全に医師から、もう難しいという言葉が、
意識がない状態でも聞こえてきたこともあります。


自分には何か使命があるのだろうか、
なんて思ったこともありますが、普通に暮らしています。

まだ、こころのどこかに、そんな気持ちも持っていたりしますが(笑)

本当に人生ってなんだろうって思う今日このごろ。


この「アンブレイカブル」の主人公は、まさにそんな人生です。

サスペンスなのか、ホラーなのか、ヒーローものなのか・・・?
最初に見たときは、すぐに内容が理解できなかった映画です。


ヒーローものにしては、暗い!(泣)
サスペンスなら落ちがあるけど、これはエンドレス的に終わった・・・
ホラーとして見ると、全然怖くない(笑)


でも案外と、人はこの主人公のように思うのかもしれません。

自分には、何か特別の人生がある・・・って。

でも、実際にそのような状況になると、
自分には絶対ないって自分を否定する。

しかし、その後、否定したことを、後悔してしまう・・・


この主人公は、こころの葛藤をしながら、
結局、ヒーローとして、人を助けてしまうのですが。


監督は、M・ナイト・シャマラン。

ご本人も、人生の不思議さや不可解さ、
そして身体的なコンプレックスがあるのかな〜なんて、思いました。
(違っていたらごめんなさい)


あらすじは、ある日、悲惨な列車衝突事故が起こり、
乗員・乗客132人のうち、ただ一人生き残ったのは、
警備員のデイヴィッド(ブルース・ウィリス)。

彼は、なぜ自分だけ助かったのか、悩みはじめる。
そんな彼に、漫画コレクター・ギャラリーのオーナー、
イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)から連絡が入った。

イライジャは骨形成不全症という難病で、
自分のような脆い肉体の対極には、
必ず不滅の肉体の人間が存在するはずだと確信していた。

そしてデイヴィッドこそが、弱者を助ける救世主という。

デイヴィッドはイライジャを変人と決めつけるが、
思い当たるふしもあった。

ついにデイヴィッドは、使命に目覚め、
暴漢に襲われているある家族を助けた。

使命に目覚めて、生きがいを見つけたデイヴィッドは、
イライジャを訪ねるが、なんと彼は、
不滅の肉体を持つ男を探すために次々とテロを起こし、
多くの人間を死なせていた。


サミュエル・L・ジャクソン・・・
ブルース・ウィリスもオールマイティーな役者ですが、
この人も、幅は広いですね。

じわじわと来る恐怖感を与える演技でした。
(不気味さがよかった!)


人生って、自分で決めているようで、
案外と、何者かに誘導されているような気がします。


では、バイバイ!

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投稿者: :2007年11月20日 11:33|M.reviewコメント (0)

パワーをもらえる!プラダを着た悪魔

キャリアウーマンなんて言葉が日本で出始めてから、久しいですが、
どうもイマイチ日本女性に合わないと思うのは、私だけでしょうかね。

まあ、日本でも最近は、長身でプロポーションの良い女性も増えたので
ファッション的にも、スリムでしなやかな服装が似合いますが。


キャリアウーマンって、仕事ができる女性という意味でしょうが、
なぜか、ファッションやスタイルのイメージが強いんですよ。

キャリアウーマン=外国人・イイ女・・・という感じ。


人は誰でも、二股は難しいと思いますので、
仕事ができる=家庭や異性には二の次ってことに成りかねないね。
(偏見はいけませんけどね)


この『プラダを着た悪魔』の主人公アンディは、
仕事に打ち込むほど、恋人との関係が危うくなっていく・・・

結局、自分に何が必要だったかを悟り、恋人のもとへ帰っていく。

人によって、これが正しい選択というわけではありませんが、
やっぱり、仕事と恋人の二股は難しいね。


この『プラダを着た悪魔』を見て、とても気持ちがよかったのは、
洗練されたアパレルブランドの数々もさることながら、
大変、リズミカルなアップテンポでストーリーが展開されていき、
時間を忘れるほどでした。

ファニーなアン・ハサウェイ演じる主人公や
大女優のメリル・ストリープのインパクトの強さが印象的。

メリル・ストリープ・・・・恐かった・・・


すごく、アクティブなものが、身体に駆け巡って、
見ている私たちも走り出したくなるような映画だったな。


『プラダを着た悪魔』は、
ローレン・ワイズバーガーの同名のベストセラー小説を映画化。

主人公アンディはジャーナリストを志しニューヨークにやって来た。
まずは、仕事を探すことから。

なんと一流ファッション誌ランウェイで採用され、
編集長ミランダのアシスタントの仕事を手に入れた。

しかし、24時間区別なく携帯が鳴り続ける悪夢の日々が始まったのです。


この主人公のアン・ハサウェイは、
『プリティ・プリンセス』でオードリー・ヘプバーンの再来と騒がれた人。

『プラダを着た悪魔』では、
なんと120着以上ものコーディネートを試したということです。

続々と登場する一流ブランドのファッションや着こなしも必見ですよ。


では、バイバイ!

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投稿者: :2007年11月14日 23:40|M.reviewコメント (0)

夢を売る(ユメヲウル)ビジネス

夢を売る(ユメヲウル)ビジネス・・・それは映画や音楽。

しかし、このご時世では・・・金を得る(カネヲウル)ビジネスになった映画や音楽。

この業界でもストライキがあるなんてね。
夢のかけらもない・・・

まあ、しかし実際に「金を得る(カネヲウル)」連中はこんなことはしないでしょう。

彼ら「脚本家」はその利益が少ないのかな。
彼らもピンからキリがあるのでしょうが、大半は無名で利権とは無縁なのでしょうね。


先ごろ、米脚本家組合がストライキに突入したということです。
ニューヨークやハリウッドなどで集会があり、DVD販売やネット配信で生じる報酬の引き上げを求めたそうな。

ただ、映画会社や大手メディア系もしたたかで、年末くらいまでは、すでに収録済みで、対応ができているとか。
それに、前々年から比べると、脚本を必要とする番組が減っているようです。

益々、脚本家にとっては厳しい状況ですね。
でも結局、脚本が面白くなければ番組や映画は成り立たないわけだから大手メーカーも脚本家の待遇を考えるべきではないでしょうか。

ちょっと気の重いニュースでした。


 【参照】

CNN.co.jp


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投稿者: :2007年11月09日 15:54|Cinema newsコメント (0)

マイアミバイス

最近の刑事物の映画では、バイオレンスや派手なアクションを売りにするものが多いので、
その瞬間は、「オー」っとビックリしますが、映画も見終わってしばらく過ぎると内容を思いだせない場合が多いのではないでしょうか。

登場人物の物腰や間合い、そして情感に対して、私たちの心が共鳴するような映画が見たいですね。

今回の「マイアミ・バイス」を見て、男女の熱い情感が伝わってくる映画かなって。
音楽も都会的で映像とミキシングして、ちょっとイカシたアメリカンムービーを感じたような・・・。

衝撃的なバイオレンスでもなく、アクションも派手ではないので、一見、地味な感じを受けますが、麻薬組織潜入作戦の中で、敵同士の男と女が出会った瞬間に惹かれ合い、その二人の愛の形が子供のように純粋で、そして人目もはばからず激しく・・・羨ましい???

刑事物なのに、愛をテーマにした映画なんでしょうね。
コリン・ファレルって、アメリカ人好みって感じ。相手役はコン・リー
綺麗な人だけど、マイアミに似合わないような?

この手の映画は、相手役は決まってブロンドでブルーアイズが多いですけどね。
僕ら東洋人は、やっぱりブロンド好みかな。僕だけか(笑)


話は戻って、マイアミバイスといえば、ドン・ジョンソンのマイアミバイスです。
オリジナルはTVシリーズでしたが、主役二人のしなやかな身のこなしやスタイルが都会的なイメージでしたね。ドン・ジョンソンがカッコいい。
たしか、CICビクターから発売されています。見比べてみるのもいいかも。


☆麻薬密輸組織に潜入した麻薬捜査官の情報が漏洩して殺害される事件が起きた。マイアミ警察特捜課の刑事コンビ、ソニー・クロケット(コリン・ファレル)とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)は、情報が漏れた原因を見つけ出すために、南米の麻薬犯罪組織と接触し、麻薬の運び屋となった。

脚本・監督:マイケル・マン
音楽:ジョン・マーフィ
出演:コリン・ファレル 、ジェイミー・フォックス 、コン・リー

監督のマイケル・マンは、オリジナルのマイアミバイスTVシリーズの製作総指揮で一躍有名になり、ガン・アクションでは一目置かれているようです。

では、バイバイ!


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投稿者: :2007年11月02日 15:58|Commentコメント (0)